最近、愛犬(14才)の食欲が少し落ちてきてました。
大好きなヨーグルトを上にかけてあげると食べたりもしてたので様子を見てたんだけど、そのうち下痢をするようになり翌日病院へ連れて行こうと思ってました。
そして翌日、朝ご飯は見事に一口も食べず、何気に身体を触ったらめちゃくちゃ熱い!
それでいろんな用事そっちのけで真っ先に病院へ向かいました。
熱は40度を超えてました。(ちなみに犬の平熱は38.5度前後)
まず血液検査と便検査をしたところ、CRP(炎症)が異様に高く便から細菌も見られたので腸炎を起こしてるのは間違いない。
お昼の間に預けてレントゲンとエコーの検査と、食欲もないので点滴をしてもらうことになりました。
夕方お迎えに行き、結果を聞きました。
あぁ、1人で行くんじゃなかった・・・
頭混乱、涙こらえるのに必死、全部理解できない・・・
お腹に腫瘍が見つかりました。
横から見た時に、腸の下に8cmほどの腫瘍があり、腸を圧迫しているようで食欲不振、下痢などの症状が出てるのではないかということ。
ただ、レントゲンとエコーでは「お腹に腫瘍がある」ということまでしかわかりません。
それがどこにあって、どういうもので、手術ができるのか、どう治療すればいいのか・・・
そこまで調べるには、別の医療機関へ紹介してもらってCTやMRIを撮ったり、病理検査ということになります。
そのあたりを考えるということで、まずは腸炎の治療としてのお薬だけいただいて帰りました。
病院を出て、旦那に電話したけど出ない。
とりあえず泣きながら運転して家に帰りました。
帰っても愛犬のお腹をさすりながら泣いてばかりで、居ても立っても居られなくなり母に電話しました。
調子が悪いことは知ってたので、私の電話の様子に母もかなり焦ってたけど、話を聞いて、
「あなたがしっかりしなくてどうするの!後悔しないように出来ることをしてあげないと!」
と活を入れられました(T_T)
その日めいっぱい泣いて、もう泣かないって決めました!(絶対かと言われると自信ないけど)
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翌日また点滴してもらいに行って、旦那と一緒にもう一度説明を聞きました。
やはりこのままでは腫瘍に対して何も出来ないので、大学病院で精密検査を受けることにしました。
人間ならCT撮ったり検査だけならそんな躊躇しないだろうけど、動物は動くので検査のために全身麻酔が必要です。
うちの子は心臓にも疾患(僧帽弁閉鎖不全症)があるので不安だったけど、そこは大学病院でも事前にしっかり検査してから全身麻酔が問題ないか見極められるとのこと。
大学病院の検査の日までには、すっかり食欲も戻り、下痢も止まって元気になってました。
午前中に事前検査をして、腎肝機能に問題なく、心臓の専門医にも診ていただいて問題ないということでした。
全身麻酔の同意書にサインして精密検査へ。
結果、CT上では臓器にできている腫瘍ではないようでした。
手術で取り除けるでしょうと言われました。
大学病院の先生の所見では緊急性があるわけではなく、1週間か2週間、内科的治療(ステロイド)を試してみてから考えてもいいのでは、ということでした。
その足でかかりつけ医へ。
ステロイドを処方してもらい、近々前に検査に出してた細胞診の結果も返ってくるので合わせて考えるということになりました。
それからはめちゃくちゃ元気です!
このことをブログに書くのも最初はためらったんですが、こうやって書いているのは愛犬に元気が出てきて、私が前向きになった証です。
前半かなり暗い内容になってしまいましたが、愛犬も私も元気!
とは言っても、やはり腫瘍に痛みはあるようで、エコー検査の時も痛がってたようだし、普段の生活でもじーっと固まってる姿を見ると泣きそうにもなりますが・・・
ある友達に言われた、ワンちゃんには私の悲しんでる顔がわかるから笑顔で接してあげてって言葉がすごく胸にささり・・・もう泣かない!(T_T)←泣いてるやん。
こういう励ましの言葉をかけてくれる友達や、心配して毎日電話してきてくれる母に感謝です。
一時期引きこもりになって全てが無気力になってしまってた私ですが、今も最低限の外出しかしてないけど、できるだけ今までの生活リズムを取り戻そうと思ってます。
まだまだ長生きしてもらわなあかんからね~
今後の結果でどうなってくるかわからないけど前向きに!!
ワンコに限らずペットを飼ってる方には、小さな身体で異変を表している小さな変化を見逃さないであげてほしいです。
うちの子の場合は寝方が変わったことも今思えば異変でした。
今までいつも伏せて寝てたのに、最近よく横向きで寝てるなぁって。
お腹の左側に腫瘍があるので痛かったんでしょうね。
さっきも書いたように最初はブログに書くことをためらってましたが、何か役に立つことがあればいいなと思ってます。
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